Q子供のころの夢は何ですか？（子供のころの夢）

A 私は、科学者になることが夢でした。祖父母は共に教師で父母は公務員です。祖父は教師の傍ら全国の寺院を巡り、釣り鐘に書かれた「鐘銘文」を研究。歴史学者として名を残します。とても知的探求心の強い家庭で育ったので、子供のころの私はSF小説に夢中でした。宇宙ロケットの科学者になりたかったですね。

Qどんな学生時代を過ごしましたか？（学生時代の思い出）

A 大学は国立埼玉大学へ進学しました。樹木が生い茂る広大なキャンパスで、一般学生に交じって白衣の研究者たちが歩いていたことが思い出されます。とてもアカデミックな校風でした。先輩には、2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんがいます。時間があれば、国内と海外のいろいろな場所を旅行しました。

Q公認会計士を目指したのは学生のころですか？（公認会計士試験を目指した理由）

A はい、大学3年の夏休みです。ヨーロッパを2ヶ月間ほど旅行している最中でした。スイスの列車でペプシコーラ社の日本人役員と知り合いました。私が就職の悩みを相談すると、彼が公認会計士になることを勧めてくれました。世界共通の会計学というルールで民間企業を支える職業だと聞きワクワクしたことを覚えています。そこから一生懸命に勉強して在学中に公認会計士試験へ合格しました。

Qどのようなキャリアを積みましたか？（専門職のキャリア）

A 大学卒業後は、あずさ監査法人へ就職しました。周りは本当に優秀な先輩ばかりです。大阪へ出張する新幹線の中で先輩は3時間も世界の会計制度について語っていました。強い刺激を受ける日々でした。

その後、個人の公認会計士事務所に転職しました。そこで、中小企業の税務会計業務を担当。主に力を入れたことが、オーナー経営者や富裕層の方々の税務対策です。税法の知識を駆使してクライアント様の税金を少なくする節税対策はとても魅力的な仕事だと感じました。その経験が現在の主力サービスの一つ「税務調査レスキュー」に繋がっています。

Q海外の大学や大学院では何を学びましたか？（専門知識の習得）

A 40歳になると「自分の専門領域を探求したい」という気持ちが強くなりました。会計学や税法は主にアメリカから導入されたものです。それなら、日本ではなくアメリカで勉強したい。そう考えてグアム大学で学び、米国公認会計士試験にも合格しました。

その後、慶応大学大学院で租税訴訟法を研究し、税務調査への理論的対策を学びました。ここでの学びも「税務調査レスキュー」に生かされています。

大学院では、キャンパスを歩いていると教授に間違われて学生から会釈されたり、近場の居酒屋で飲んでいたら隣の席に座っていた慶大生から就職の相談をされたりと、楽しい思い出がたくさんあります。

Q今後、どのように渋谷大橋会計事務所を成長させたいですか？（事務所の目標）

A より強い組織づくり、より質の高いサービスを提供できる組織づくりをしていきます。そして、オーナー経営者様や富裕層の皆様の拡大・発展に寄与し、日本経済の発展にも貢献したいと考えています。

「人民の人民による人民のための政治」というエイブラハム・リンカーンが残した有名な言葉があります。私は、「人民」を「富裕層」に置き換え、「富裕層の富裕層による富裕層のための会計事務所」を目指してまいります。

Q休日は何をしていますか？（趣味や好きなこと）

A バレエ＆オペラ鑑賞が好きです。バレエでは白鳥の湖やボレロは何度見ても感動します。

最近は登山が好きになり、毎月日本百名山に登っています。登頂の達成感と山頂からの景色は格別です。移動中の新幹線は書斎。筆記具を持参し、クライアントの税務対策を立案しています（笑）。

大橋秀夫（Hideo Ohashi）